開発者ブログ「シリモジスタ feat.WooYes!」

こんにちは、『シリモジスタ feat.WooYes!』のゲームディレクター見城こうじと申します。ナムコ(現在のバンダイナムコ)を経て、ノイズという会社で任天堂の『カスタムロボ』シリーズのディレクターをずっとやっていました。今はフリーランスでゲームを作っています。

 

今回、同アプリについてブログで何か書いてほしいとの要望をいただきましたので、少し記してみたいと思います。

 

『シリモジスタ』は「2,3か月で形になるスマホ用ゲームアプリを」というお題をいただき企画した、実写動画の尻文字クイズゲームです(実際にはもう少し時間がかかってしまいましたが)。とにかく目を引きそうなアイデアをと提案したのですが、こんな企画を通してくださった社長でありプロデューサーの桑原さんに感謝です。

 

見せ方については、当初は3DCGやLive2Dのような手法で考えていたのですが、この下らないアイデアが活きるのは実写だろうということで、あえて(自分にとっては)手間な実写動画という手法を選びました。

 

実写にした結果、演者さんを探し、撮影スタッフやスタジオを確保し、撮影後の動画の編集と加工もプロにお願いしないといけない、ということで、それなりに手間と費用がかかりました。ただ、3DCGでモデリングしてモーションを付けてと考えた場合でも、けっこうな額がかかったと思うので、結果的にこちらの方がリーズナブルだったかもしれません。

 

不慣れで上手く行かなかった部分もあり、ゲームとしては粗削りだなという思いも正直あるのですが、仕上がりを見るに実写にして面白かったと感じています。今回、尻文字を演じてくださったWooYes!さんはプロのダンスユニットですので、これは掛け値なしに凄いです。鍛えてるダンサーの方々が演じると、尻文字がこんなにもセクシーで華麗なものになるのかと驚いていただけると嬉しいなと。

 

個人的には、曲線の動きの見事さはもちろんなのですが、「―」(横棒)の立体的な動きが見どころの一つです。多分、素人さんではなかなかこういう動きはしないし、できないんじゃないかと思います。

 

あと、もしかしたらクイズの難易度がちょっと高いかもしれませんが、分からなかったらヒントボタンを使っていただければ、答えの一部が開示されるようになっています(広告視聴が必要ですが、無料でヒント使用回数も増やせます)。

 

ちなみに、出題の内容がほぼ英語なのですが、これは世界に配信したいというところから企画が始まっているのが理由です(尻文字という概念は、ごく一般的なものとして海外にもあります)。ただ、諸般の事情からまずは国内で配信しようということになって、急きょ日本人に馴染みのある単語を序盤のステージに寄せるなどの調整をしました(別途日本語の問題も撮ってあるのですが)。

 

動画の収録時には、今回のバージョンではまだ使われていない問題も含め、何百という尻文字を見ました。多分、ギネス申請したら通るんじゃないですかね。世界で最も多くの尻文字を見た人間ということで……。

 

『シリモジスタ』、楽しんでいただけたら幸いです。